ものがたり

皆さんは 自分らしく生き、生を終えていくためには どのように考え、準備をしていらっしゃいますか?

漫然とどうにかなる、誰かがどうにかしてくれると思っていらっしゃいませんか?
考えていくうえには 介護保険・医療保険・住まい(自宅・有料老人ホーム等)・家族・看取りの場所(自宅・病院・特養等)・自費など、どれも関係が深く大切な条件ですね。

 

このような事を考え始めたのは、両家の親の介護を通してでした。

 

これからの医療・介護事情や、一般的な家庭の介護力などを知ることが出来たので、受け継いだ不動産を使って、私ができる範囲で少しでもこの地域で最後まで暮らせるようなものを提供したいと思うようになりました。

いろいろな老人向けの施設もありますが、お年寄りだけ囲われたところよりも、子供も若者も犬も、自然な感じでそばにいてほしいと思いました。


私は明治生まれの両親から4姉妹の末っ子として戦争が終わってから生まれました。

主人は大正生まれの両親から5兄弟の3男として生まれました。

義父は70歳代に亡くなり義母は95歳で、また私の母は96歳で父は102歳で亡くなりました。

 

だんだん高齢により弱っていく中で 何かの病気により入院し人工呼吸器を付けたり 膝が伸びなくなったり 認知症が出てきたり 他の病気をもらったり・・でした。

 

困難もある中でも 兄弟も多く家族力があり・介護保険・医療保険・自費などで乗り切れる要因が多くありました。


しかし 自分に置き換えてみると、いろいろな老人向けの施設もありますが、老人だけの建物に囲われて住みたくないし、子供も若者も犬も、自然な感じでそばにいてほしい現代の家族に昔の家族のような力はない。

それは、姉妹兄弟が少ないし単身者の割合が多くなってる事や家族があってもそれぞれの理由で一緒または近所には住んでいない。しかも医療や介護の公的なサービスにも限界があるし……。

また、今までは家族に頼んだりヘルパーさんに頼んだりしていた軽い老化による出来ないことはどうしたらいいだろか?解決の道を探すにはもっと情報を仕入れることが必要と思い子育て関係など機会あるごとに参加し活動し情報を探しました。

 

その結果 介護時代からケアプランを自己作成をして全国マイケアプラン・ネットワークの仲間たちと介護関係の勉強ができ 友人たちができました。

 

また、杉並区がしているすぎなみ地域大学という市民講座(地域でこそだて支援コース)を見つけ2006年に受講しました。受講した仲間と共に≪NPO法人ちぃきちぃき≫を2007年につくり方南町で<ひととき保育方南>という一時預かりを区の補助金で行っています。

 

区ではひととき保育が11か所ありますが、子育てしにくい現状も知っていくうちに、色々な方々と知り合うことが出来、情報を得ました。

私の夢---【父から受け継いだ不動産を使って、私ができる範囲で地域の方々がここで最後まで暮らせるようなものを提供したい】--- が、今までの知り合った方々の力を借りて大きく踏み出すことが出来ました。

 

建物に居住する方々が家族のように地域の方々もゆるやかな家族のように共に自分を律っしながら主体的さをもって性別や年齢や障がいの有無などに関わらず 多世代がほど良い距離感をもって重なりあい混ざり合う人と関りあっていく中で尊敬出来る方が出来たり趣味が合う友人ができたり、相談する方ができたり・・そんな方々こそ自分にとっての百人力であって困難も解決する人やヒントを得られるはずです。

 

それができる+αの住まい、地域開放型の賃貸共同住宅『荻窪家族』を創りたいとおもいました。